精油・アロマPerfumerhouseの調香師のコラムです。
香りに関する情報、お得なセール情報などを発信します!
2014年ラベンダー情報&ラベンダーアブソリュート入荷しました

精油(アロマオイル)専門店Perfumerhouse です。


今年のラベンダー、ラバンジンはどのような状況でしょうか。

当店で取扱の高地のラベンダーの収穫状況は良好でした。
その結果、素晴らしいコクのある香りのラベンダーが入荷しました♪
また、珍しいラベンダーアブソリュートも新しく入荷しました。



ラベンダー、ラバンジンについてもっと詳しく知りたい方は →こちら


フレンチラベンダー 低地&高地

収穫は、低地で6月から始まり、高地での収穫は8月中旬まで続きました。

低地のラベンダーは、干ばつが続いた影響で、例年よりも早く収穫が始められました。
しかし、収穫の最盛期に降雨があったために、収穫状況が悪化し、精油の収率が著しく落ちてしまいました。
ラベンダーの人気が拡大しているため、低地の栽培地は増えていますが、
精油の収率の影響が大きく、精油の質、量共に例年よりも残念な結果となってしまいました。

後半は、高地のラベンダーの収穫です。(高山種、アルパイン)
開花前に降雨があり、それがラベンダーの生長を促し、
良い品質の精油を得ることができました。
当店でも、高地の2014年のニュークロップが入荷していますので、是非お試しください。

ラベンダー
→2014ラベンダーニュークロップ!



フレンチラバンジン

ラバンジンは世界的には、年間約1000tが毎年収穫されています。
Grosso種、Sumian種は期待通りの収穫でした。
一方、Super種、Abrial種も低地での干ばつの影響を受けて、収穫量は大きく落ち込んでしまいました。
ラバンジン全体としては、収穫量が大きく減り、
またラベンダーの世界的な需要増も加わり、相場が上昇してしまいました。

ラバンジン
→2014ラバンジンニュークロップ!



ブルガリアンラベンダー

収穫期に降雨が多かったため、収率が下がってしまい、
前年よりも15%も精油の生産量が少ない結果でした。
その結果、フレンチラベンダーと同様に相場が上昇しています。


まとめ
世界的にラベンダーの人気が高まっており、精油の供給も追いつかなくなってきています。
その結果、ラベンダー、ラバンジン共に相場が上昇しています。
さらに、日本で使う場合は、円安の影響を受けるため、ダブルパンチで頭が痛いです・・・。


ラベンダー、ラバンジンについてもっと詳しく知りたい方は →こちら



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    精油のマーケット情報 ローズ

    精油(アロマオイル)専門店Perfumerhouse です。

    精油は植物から採ったものなので、毎年の気候の影響を受けます。
    その結果、精油の相場も変動します。
    今年のローズの収穫状況は・・・。

    rosephoto

    全般的にローズオイルは世界的な需要増により、価格が高騰した状態が続いています。
    ローズは世界的に人気が高くなっているため、今後も値段が下がる可能性は低いと思われます。


    ブルガリア

    今年の花の収穫は、例年よりも早めの5月上旬から6月中旬まで1ヶ月半程度続きました。
    天候も暖かく穏やかであったため順調に収穫が進み、例年よりも花の収穫量が20%多い結果でした。
    その結果、価格は少しだけ下がる傾向が見られていますが、気休め程度でしょう。


    トルコ

    ここ数年、気候が悪く収穫が悪い状態が続いています。
    特に6月は雨と低温が重なってしまったため、収穫に影響を与えました。
    また、低温の影響でオイルの収率も下がってしまいました。
    その結果、トルコ産のオイルの価格は上昇しています。


    モロッコ

    1年以上干ばつが続いており、その深刻な影響で収穫が昨年よりも30%も少ない結果でした。
    また、ドライフラワーの需要も大きくなり、オイルとして使用されるものは少なく、
    その結果価格が上昇しています。


    もちろん、ブルガリアの精油が最も品質が良いですが、
    世界的に見るとトルコやモロッコの状況がブルガリアの精油の価格にも影響を及ぼしています。

    また、国産の精油以外は輸入品になるため、為替レートの影響も受けます。
    アベノミクスで輸入業者である、精油のブランドはどこもきついでしょうね。(当店もですが・・・あせ

    とはいえ、当店はしっかりと栽培から採油まで管理してくださる、
    フランスの老舗精油メーカーとパートナーシップを結んでいるので、
    すぐに価格に反映するというわけではありません。

    ただ、精油全般的に価格が上昇しつつあるのが現状です。
    頭の痛い問題です。
     


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      精油で香水を組もう!


      精油(アロマオイル)専門店Perfumerhouseです。


      10月1日は香水の日というのはご存知でしたか?
      平安時代の衣替えの時に香を焚いたことに由来して、
      2010年に日本フレグランス協会が香水の日に定めたそうです。

      そこで、今回は精油を使った香水の作り方を少し紹介したいと思います。

      →手作り香水に使う精油がお得な、オータムフェアvol.2も開催中です(~10月11日)


      ところで、世界で生産される精油のおよそ99%はフレグランスで使われており、
      アロマで使われているのは1%程度、と言われています。
      本当に質の良い精油は、力の強いフレグランス業界に持っていかれてしまい、
      力の弱いアロマテラピー業界にはあまり良い精油が出回っているとはいえないのが現状です。
      当店では、高級フレグランスに使われる、高品質な精油を独自ルートで輸入しています。

      香水瓶

      さて、精油を使った香水の作り方と香りの組み方を少し書きたいと思います。
      作り方は人の感性によって異なるため正解の方法はありません。

      精油を使った香水の作り方

      1.準備
      ・精油を準備する
      トップ〜ラストまで、バランス良くいくつか準備します。

      ・精油の香りを把握する
      使用する精油をムエットに付けて、トップ〜ミドル〜ラストまで匂いの変化を把握しておく。
      (トップ:香り立ち、ミドル:中間、ラスト:後残り)
      面倒な場合は、当店のHPや様々なサイトに載っているので、省いても大丈夫でしょう。

      ・香水専用のエタノールを準備する(省いても大丈夫です)
      薬局などで販売している、市販の無水エタノールを用います。
      エタノールはとうもろこしなどを発酵させたものですが、発酵過程で不純物が出来てしまいます。
      特に、不純物であるアセトアルデヒドは特有のツンツンした香りの原因となります。
      そこで、粉末の活性炭で不純物を取り除きます。

      (1)大さじスプーン1杯をエタノール500mLに入れる。
      (2)室温で1週間以上放置します。
      (3)ろ紙でろ過して、活性炭を取り除く。
      ろ紙の折り方はヒダ折か四つ折で。(検索すると出てきます)

      ※ろ紙の代わりにコーヒーフィルターでも良いですが、紙の臭いが付いてしまう可能性があります。
       事前にアルコールで洗う必要があるかもしれません。
      ※粉の活性炭を使うのが面倒な場合は、浄水用の袋に入った活性炭などでも代用できます。
      ※ろ紙や活性炭は通販サイト等で購入できます。No.2より細かいものを選びましょう。
       少量でしたら商品のご購入者に無料でお分けいたします。
       希望の方は、備考欄に希望の旨を記載してください。おひとり様一回までとさせていただきます。
       (ろ紙はご自分で折ってください。漏斗も必要です。)

      このひと手間で、ツンツンしていたエタノールの香りが、まろやかで高級なお酒のようになります。

       
      2.精油のブレンド
      ・精油だけで調合します。
       混ぜた後に、いきなりエタノールを入れるのではなく、熟成すると香りがより奥深くなります。
       目安は1週間、冷蔵庫で熟成させてください。
       さて、肝心の精油をどのように混ぜるかですが、場所が足りないので下に記載します。
       作った処方は、必ずメモしておきましょう。
       次に作るときの参考になります。

      3.エタノールを加える
      ・最後に、エタノールを加えます。
      目安としては、下記となります。精油1滴が0.05mL程度で計算してください。
      精油の濃度の目安は下記となります。作りたいものに応じてエタノールを加えてください。

      20%以上 香水(パフューム、パルファム)
      15%程度 オードパルファム
      10%程度 オードトワレ
      5%程度 オーデコロン
      3%程度 フレッシュコロン

      ・エタノールを加えた後も、冷蔵庫で1週間程度熟成します。
      作りたてのギスギスとした香りと比べて、調和が取れてきます。


      使う目的に合わせて、香らせたい時間が変わると思いますが、
      精油の場合は通常の香水でいうラストノート(朝に付けて香りを夕方まで残すレベル)まで
      持続させるのは難しいと思いますので、 2時間程度持続する香水を目指してみましょう。
      持続性を高めたい場合、ホホバなどの植物油やグリセリンなどを数%程度加えてみてください。

      熟成は、非常に重要な工程で、驚くほどに香りが変わることもあります。
      まとまりが無くばらばらだった香りが、アコードが取れた良い方向に進むことが多いです。
      調合直後の香りを記憶しておいてください。

      きっと、その変化に感動します!

       
      精油のブレンド方法
       
      何と何をどのように組み合わせたらよいか、ここがもっとも悩みどころです。
      答えがあるわけではありませんが、心がけていただきたいことは、
      アコード(調和)を重視すると、偏った香水にはならないと思います。

      アコードとは?
      まさに、和が取れた状態のことであり、言い換えるととがった部分がないともいえます。
      調香師が行う、アコードを取る練習もありますが、根気が必要で精油も使うため、今回は説明しません。

      簡単なアコードの取り方は、香りの強さが同じぐらいになるよう、それぞれの精油を加えることです。
      例えば、香りが弱いベルガモットは多めに、ローズは少なめに、といった感じです。
      本来であれば、精油の香りの強さも、一つ一つ作るときに把握すべきだと思いますが、
      また、こちらも大変な作業なので、精油の強さや配合量の目安が載っているサイトが沢山あるので、
      参考にすると良いかと思います。
      (香りの感じ方は個人差が大きいので、完全なサイトはないと思います)

      また、アコードも時間毎に取ってあげる必要があります。
      トップのアコード、ミドルのアコード、ベースのアコード。
      それぞれを分解して、入れてみましょう。
      特に、ベースノートは香り立ちがすぐに分からないため、難しいかもしれませんが、
      例えば音楽でもベースがないとものすごく物足りない音になりますが、香水も同じです。
      香りにコクを出すためにはベースにも気を使ってあげましょう。

      基本的には、数が少ないと精油のキャラクターを立たせることができますが、香りはシンプルです。
      数を増やせば増やすほど、香りが複雑になり、奥深くなりますが、精油の個性を出すのは難しくなります。
      ただ、一般的な香水は数百種類の原料が混ぜられて調和を取ったものです。
      魅惑的で奥深い香りを作りたいのであれば、ある程度の数は必要です。

      自分で、処方を考えて、アコードを取るのが香水作りの楽しいところです。
      世界に一つだけのマイフレグランスを作りましょう!


      レシピ例
      さて、当店で販売している香水のオリエンタルのレシピを紹介したいと思います。
      モチーフとして、もっとも有名なオリエンタルの名香を用いていますが、名前は伏せさせてください。
      精油の香水を自分で作るのがご面倒な方は、こちらをどうぞ笑い

      トップノート
      レモン、ベルガモット、ネロリ、ナツメグ、ジュニパーベリー
      ミドルノート
      ローズアブソリュート、ジャスミンアブソリュート、ホーウッド
      ラストノート
      オークモス、サンダルウッド、ベチバー、パチュリ、バニラ、トンカ、アンバーグリス
      ※全て、天然の精油で組んでおり、精油の合計は18%程度になります。
      配合比は秘密です!

      オリエンタル
      フレグランスオリエンタル

      オリエンタルノートとは、ヨーロッパの人から見た、東洋のイメージの香りです。
      東洋といっても、日本や中国ではなく、中近東のあたりの神秘的でエキゾティックなイメージを指します。

      基本的なオリエンタルノートの骨格は、
      アンバーやバニラなどの甘い香りに、クマリンという甘さのある成分が入ります。
      クマリンは合成品を用いるのが普通ですが、本品はクマリンを多く含む天然のトンカを用いています。
      また、アジアに生えるエキゾティックな樹木である、パチュリ、ベチバー、サンダルウッドに、ベルガモット。

      さらに、特徴をつけるために、ペッパー、クローブ、ナツメグなどのスパイス系を使用することもありますが、
      今回はナツメグを用いて、アクセントにしました。

      天然のアンバーグリスを用いた香水を作れる機会はないので、楽しみながら調香しました。


      →手作り香水に使う精油がお得な、オータムフェアvol.2も開催中です(~10月11日)




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        きんもくせい&レア精油!

        精油(アロマオイル)専門店Perfumerhouseです。

        いよいよ、秋ですね。
        きんもくせいの香りが漂う季節となりました。
        そこで、今回はきんもくせい(オスマンタス)と希少精油を紹介したいと思います。

        きんもくせい(金木犀、オスマンタス)

        オスマンタス
               オスマンタス

        秋になると、日本は定番の花と香りになりましたが、原産はインドの北西部といわれています。
        精油(正確にはアブソリュートです)のための栽培は、中国の南部の広西チワン族自治区というところで行われ、そこで、コンクリートという固形の形態にされて保管されます。
        その後、フランスにて必要量をアブソリュートとして抽出します。

        その希少性ゆえ、日本で販売している金木犀の香りの商品は、ほぼ全てが合成したものと考えて良いと思います。
        本物のアブソリュートの奥深い香りを是非試してみていただきたいと思います。


        アガーウッド(沈香)
        アガーウッド
               アガーウッド

        アガーウッド(沈香)はお香の世界では有名ですが、実際に沈香の香りと記載されていても、
        本物が使われているケースは極稀です。
        本物の香りは、鼻をしびれさせるような刺激、酸味、辛味を兼ね備えた優雅な香りです。

        その希少性ゆえに乱獲されて、ワシントン条約の対象になっていますが、
        本品は高級香水などのために、ラオスで栽培してるものを一部分けてもらっています。


        アンバーグリス(竜涎香
        アンバーグリス 
               アンバーグリス

        アンバーグリスはマッコウクジラの体内で出来る結石から、アルコールを使ってじっくりと熱をかけずに抽出した香りです。
        アルコールに漬けてあるので、ぱっと香りをかぐとアルコールの香りですが、
        アルコールが揮発した後には、とても言葉では表現できないような奥深い香りがします。
        そのまま用いるというよりも、手作り香水などに少量加えることにより、香水に絶大な厚みを出すことができます。
        クジラは商業的な捕獲ができないため、海岸に漂着されるものを採取したりすることが出来る程度であり、
        過去には沢山見つかったようですが、現在は見つかることはほとんどないです。
        相当レアな一品で、いつ入手できなくなるかわかりません。

        結石の塊を海辺で拾うと、家が建つぐらいの価格で売れるようですので、探してみては!


        ブルータンジー
        ブルータンジー
               ブルータンジー

        一般的なタンジー(コモンタンジー)は、ボタンに似た黄色い花のことをさしますが、ブルータンジーは写真のような青い花です。
        コモンタンジーにはツヨンという強い毒性を持った成分が含まれていますが、ブルータンジーには含まれていないため、安心してお使いいただけます。
        香りは、カモミルジャーマンに似ていますが、カモミルジャーマンにあるようなワラっぽい部分は全くなく、フローラルで青りんごを連想させるような、素晴らしい香りです。
        アズレンなどを含んでいますので、殺菌効果も強い精油です。
        試験的に栽培したものを、分けていただきました。継続的に入手できるかは、わかりません。


        その他
        カンゲラナ ガルバナム 
               カンゲラナ                ガルバナム

        ミモザ ラブダナム
                 ミモザ                  ラブダナム





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          シトラス系精油

          精油(アロマオイル)専門店Perfumerhouseです。


          暑くじめじめとした夏に、さっぱりとした柑橘の香りでさわやかになりましょう。

          シトラス(柑橘)系精油は、他の精油と質が大きく異なっており、果実から取れる精油です。
          皮を剥いた時に、皮を絞るとぷつぷつと出てくる液体が精油です。
          絞ったものなので、精油に皮の色(クリプトキサンチン類)が付いています。



          重要柑橘の皮由来の精油は非常に劣化しやすいために、必ず冷蔵で保管してください!!
          差が非常にわかりやすい精油で、常温で保管してしまうと、
          1〜2ヶ月程度で石油臭い香りが出てきてしまいます。



          ピール(果皮)由来の精油
          オレンジ レモン グレープフルーツ
                 スイートオレンジ              レモン                グレープフルーツ

          シトラスの精油の基本は、ピール由来の精油です。

          オレンジはスイートとビターがありますが、当店ではスイートを扱っています。
          最近では、オレンジとラベンダーと組み合わせて、夜に香りをかぐと、物忘れに良いとテレビで紹介されましたね。


          ベルガモット マンダリン ライム
                  ベルガモット              マンダリン                    ライム

          ベルガモットは、他の柑橘の精油とは成分が大きく異なっており、
          劣化しにくいため、常温で持ち歩く香水などで広く使われています。

          マンダリンはみかんの近親種なので、香りも非常に近いです。
          柑橘の精油の中でもとても劣化しやすい精油ですので、取り扱いには注意してください。

          ライムはコーラのトップノートとして、有名で飲み物にあう香りです。
          精油を1滴、お酒などに入れてみても、面白いと思います。


          ユズ
                   ユズ

          風邪を引かないために入るユズ湯は、皮の精油を使った代表例ですね。
          血行促進効果などが期待されますが、ゆずだけではなく他の柑橘の精油も成分は近いため、
          同様の効果があると考えられます。

          ただし、柑橘の精油はコーティングなどを溶かしてしまう力が強いため、
          お風呂で表面に浮いたものが、溶かしてしまうことがあるため注意が必要です。


          枝葉由来の精油

          プチグレン プチグレンレモン プチグレンマンダリン
              プチグレンビガラード            プチグレンレモン           プチグレンマンダリン

          枝と葉から水蒸気蒸留した精油で、枝のような香りもありますが、
          それぞれの果実の香りの特徴が含まれています。

          ブレンドで使用すると、フレッシュな香りに仕上げることができます。


          ※前回のブログで紹介したくちなしですが、
          花が咲くと同時に、ほとんど全ての葉を虫に食べられてしまいましたDocomo_kao19

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            ホワイトフローラルの精油
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            精油(アロマオイル)専門店Perfumerhouseです。


            今年くちなしの花を植えました。
            害虫に蕾を半分食べられたりしましたが、美しい花を咲かせました。
            何よりも甘く奥深い香り。
            チュベローズの甘さとジャスミンの繊細さを併せ持ったような香りです。



            通りに面しているため、枝を切られて持っていかれてしまいましたショボン

            くちなしの花の精油は過去には作られていましたが、
            現在はほぼ生産されていないと思われます。
            採油率が極端に低く、価格が高すぎて使えないことが理由のようです。


            そこで、白い花(ホワイトフローラル)の精油を紹介します。


            ネロリ
            ネロリ みかんの花
                    ネロリ                 みかんの花

            ビターオレンジの花から採れる精油です。
            植物的には、みかんと近いため、形も似ていますが、香りも似ています。
            ジャスミンを想起させる香りですが、さらにみずみずしく、繊細な香りです。

            プチグレンはビターオレンジの枝葉から採った精油で、ネロリと香りが似ていますが、
            繊細な部分は弱く、雑味があるのが特徴です。
            残念ながら、プチグレンをネロリとして販売しているメーカーがあるようです。
            花の精油はその製法から、高価になってしまいます。
            安価なネロリは、まずプチグレンかフレグランスオイルと考えて良いと思います。


            ジャスミン、ジャスミンサンバック
            ジャスミン ジャスミンサンバック
                   ジャスミン             ジャスミンサンバック

            ジャスミンとサンバックの大きな違いは、インドールという成分の有無です。
            インドールという甘い成分が入っている、通常のジャスミンは、濃厚な香りですが、
            入っていないサンバックは、みずみずしい香りです。
            ※インドールについて詳しく知りたい方は、wikiをご覧ください。

            ジャスミンティーに使われているのは、サンバック(茉莉花)です。
            インドールが入っていると、甘く残るため、お茶に適さないと思われます。

            とはいえ、通常のジャスミンもインドールの含有量が多すぎず、
            適度に調和されたものが質が良いとされています。

            トイレの芳香剤の香りと思われがちなジャスミンですが、
            本物と芳香剤のジャスミンの香りは、全く異なります。

            チュベローズ
            チュベローズ
                   チュベローズ

            夜になると魅惑的な甘い香りを漂わせるため、月下香とも呼ばれる、チュベローズ。

            チュベローズの花は、開花しながら徐々に香りを出し、
            花を摘み取ってもしばらく香りを出し続けます。
            この性質から、花の採取は夜明けにはじめ、十分開花していない花を摘み取ります。
            花が開いてしまったものから抽出すると、
            抽出をしている間に花がしおれて、良い香りが採れません。


            カモミルジャーマン、カモミルローマン
            カモミルジャーマン カモミルローマン
                 カモミルジャーマン           カモミルローマン

            古代ギリシャでは”カマイ・メロン(地面のりんご)”と呼んでいたことが
            名前の由来となっています。

            カモミルジャーマンの青色はアズレンという成分の色です。
            青いうがい薬があると思いますが、アズレンの色で、強い殺菌作用をもっています。

            カモミルの香りは素晴らしいですが、
            香水よりも、タバコ、リキュール、飲料、シャンプーなどのほうが用途は多いようです。


            マグノリア
            マグノリア
                   マグノリア

            ホワイト・チャンパカとも呼ばれる花で、みずみずしく、持続性のある香りです。
            最近では、マグノリアベーカリーなども有名ですが、
            響きが良いので、名前は浸透していると思いますが、
            香りはあまり浸透していないのではないでしょうか。

            【くちなし(ガーデニア)の精油について】
            もし、販売しているとしたら、チュベローズよりも遥かに高価になると思われます。
            安価なフレグランスオイルには注意しましょう。


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              ローズ、バラ



              精油(アロマオイル)専門店Perfumerhouseです。


              精油で使われる、3種類のバラを紹介します。


              ダマスクローズ (Rosa damascena、ローズオットーの花)



              精油の王様、ローズオットー。
              濃厚で華やかなフローラルで、少しハニー様が特徴です。
              ブルガリアのソフィアの約200kmほど東に、80km続くバラの谷といわれる場所があり、300年以上前から栽培されています。
              この地域は北風が入らず、適度な湿気が保たれているため、バラにとって最高の環境であるといわれています。
              当店のバラは、バラの谷の中でもKazanlakという場所で栽培されています。
              Kazanlakでは毎年5月になると、Rose Festivalが開催されます。






              あくまでも、Rose Festivalはお祭り。
              実際には5月中旬から6月中旬の時期になると、日の出からいっせいに花を摘む人で畑がにぎわいます。
              摘む作業は丁寧に手で行われ、袋に入れられます。
              1袋には約3000個の花が入っており、1袋いっぱいにするのに3時間程度かかります。
              摘んだ花は蒸留するために、一箇所に集められます。




              集められた花は、蒸留器に入れられ蒸留されます。バラの季節は昼夜問わず蒸留が続きます。

              約2000個(約4kg)の花から精油1g程度しか取れません。
              つまり、約2/3袋が精油1gに凝縮されているというわけです。
              人の手でひとつひとつ摘み取っている風景を想像すると、さらに香りを楽しむことができるのでは。

              蒸留した時に出る水は、ローズウォーターとなります。
              水に溶ける成分が含まれているので、精油とはまた異なった香りを楽しめます。




              → ローズオットー    → ローズウォーター

              ローズオットーは冷えると固まります。
              部屋に置いておくと、溶けます。早く溶かしたいときは、手でやさしく温めてください。

              逆に言うと、固まらないものは本物ではない可能性が高いため、注意してください。
              特に、ローズオットーは高価な精油です。
              偽和する技術も高いため、安価な精油には注意したほうが良いと思います。


               

              ローズドメイ (Rosa centifolia、ローズアブソリュートの花)



              ローズドメイと呼ばれるのが、Rosa centifolia。
              ダマスクローズと比べると、みずみずしく、繊細な香りをもっており、実はこちらの方がより生の花に近い香りをもっています。(私はこちらの方が好きです)

              蒸留すると、精油の収率が悪いため、アブソリュートが多く生産されています。

              香水などで使う場合は、ローズオットーはトップノートの香りの強さを与えてくれますが、ローズアブソリュートはミドルからベースノートにかけ香りをまとめ、また優れた持続性を持っています。
              溶剤抽出なので、色の成分も抽出されます。



              写真:ローズアブソリュート

              この濃厚なバラの花をギュッと絞ったような色。

              昔の香水ってこれを薄めたような色をしてました。
              理由はローズだけではなく、アブソリュートを沢山使っていたから。
              でも最近はあまりアブソリュートをたっぷり使った濃い色の香水を見かけなくなりました。
              香りの嗜好性が変わったこともありますが、高価なのであまり使われなくなりました。

              少し宣伝です。
              当店ではローズアブソリュートをたっぷり使った、クラシックなフレグランスを作りました。
              香りだけでなく、色も楽しめるフレグランスです。
              何かご購入していただいた方に、サンプルのプレゼントをしています。
              この機会に是非本物の精油だけで作ったフレグランスを試してみてくださいね。




              → ローズアブソリュート   

               

              野バラ(Rosa canina、ローズワイルドの花)

              一般にはあまり販売されていませんが、当店では野バラの精油を扱っているので紹介します。
              野バラと聞くとピンとこないかもしれませんが、ローズヒップの実と聞くとご存知の方も多いのでは。



              写真:ローズヒップの実

              そのローズヒップの実がなるのが野バラで、その花からも精油を抽出することができます。
              ローズオットーに良く似た香りをもっていますが、蜜のような甘さは少なくよりフローラルが強い香りです。
              こちらもすばらしい精油ですので、一度是非試していただきたい精油です。




              → ローズワイルド
              ローズワイルドの精油もローズオットーと同様に冷えると固まります。



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