アンバーグリス、シベット、カストリウム。動物由来の精油。
| 2016.05.05 Thursday | 22:39 |
精油・アロマPerfumerhouseです。
先日海岸で香りの原料となる、アンバーグリスを拾った、ということがニュースになっていました。
Couple stunned after stumbling across chunk of WHALE VOMIT on beach - and it could be worth £50,000
MIRROR ONLINE ←アンバーグリスの写真はこちらから
夫婦で海岸を散歩していたところ、腐った魚のような強烈なにおいのする石のような物体を見つけました。お二人は、香水の原料となる、アンバーグリス(龍涎香)のことを知っていたため、この物体を新聞紙にくるんで持ち帰ったそうです。
持ち帰って重さを量ったところ、1.57kgでした。
何年かに一度似たようなニュースが出るのですが、2013年にランカシャー州で2.7kgのアンバーグリスが拾われたときは、12万ポンド(約1900万円)だったそうです。
アンバーグリスはマッコウクジラの結石で、それが体外に排出され、海を漂います。
水よりも比重が軽いために、ぷかぷかと浮いているわけです。
それが運よく海岸に漂着するというわけです。
当店でもアンバーグリスの抽出物をフランスの精油メーカーから分けてもらっています。
高級香水などに極少量使うために作っているそうです。
(現在は商業的な捕鯨は禁止されているため、いつも入手できるわけではありません。)
アンバーグリスの香りは、おそらく生活の中で出会うことのない香りなので、言葉で説明するのはとても難しいです。
本当に不思議で奥深い香りです。
そのまま単独で使うことはなく、香水などに使うと奥深さが出てきます。
他にも動物性の精油はいくつか知られています。
ムスク(麝香)を手に入れることは出来ませんが、
シベットとカストリウムを新たに入手することができました。
レアで特殊なものなので、当面は会員のみ販売いたします。
詳細な香りについては、各ページをご覧ください。
シベット(霊猫香)
カストリウム(海狸香)
アンバーグリス(龍涎香)
いずれも、植物の精油だけでは出すことができない、官能的で奥深い香りを出すために一役買ってくれると思います。
アンバーグリスは過去には日本でも見つかったことがあるようです。
皆さんも一攫千金を狙って、毎日海岸を散歩してみてはいかがでしょうか?
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先日海岸で香りの原料となる、アンバーグリスを拾った、ということがニュースになっていました。
Couple stunned after stumbling across chunk of WHALE VOMIT on beach - and it could be worth £50,000
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夫婦で海岸を散歩していたところ、腐った魚のような強烈なにおいのする石のような物体を見つけました。お二人は、香水の原料となる、アンバーグリス(龍涎香)のことを知っていたため、この物体を新聞紙にくるんで持ち帰ったそうです。
持ち帰って重さを量ったところ、1.57kgでした。
何年かに一度似たようなニュースが出るのですが、2013年にランカシャー州で2.7kgのアンバーグリスが拾われたときは、12万ポンド(約1900万円)だったそうです。
アンバーグリスはマッコウクジラの結石で、それが体外に排出され、海を漂います。
水よりも比重が軽いために、ぷかぷかと浮いているわけです。
それが運よく海岸に漂着するというわけです。
当店でもアンバーグリスの抽出物をフランスの精油メーカーから分けてもらっています。
高級香水などに極少量使うために作っているそうです。
(現在は商業的な捕鯨は禁止されているため、いつも入手できるわけではありません。)
アンバーグリスの香りは、おそらく生活の中で出会うことのない香りなので、言葉で説明するのはとても難しいです。
本当に不思議で奥深い香りです。
そのまま単独で使うことはなく、香水などに使うと奥深さが出てきます。
他にも動物性の精油はいくつか知られています。
ムスク(麝香)を手に入れることは出来ませんが、
シベットとカストリウムを新たに入手することができました。
レアで特殊なものなので、当面は会員のみ販売いたします。
詳細な香りについては、各ページをご覧ください。
シベット(霊猫香)
カストリウム(海狸香)
アンバーグリス(龍涎香)
いずれも、植物の精油だけでは出すことができない、官能的で奥深い香りを出すために一役買ってくれると思います。
アンバーグリスは過去には日本でも見つかったことがあるようです。
皆さんも一攫千金を狙って、毎日海岸を散歩してみてはいかがでしょうか?
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