精油・アロマPerfumerhouseの調香師のコラムです。
香りに関する情報、お得なセール情報などを発信します!
精油・アロマオイルが自分の力を引き出す理由
   

 

 
植物には様々な力があることは、アロマをやっている方であれば
実感している方も多いと思いますが、
なぜ香りだけで効果があるのでしょうか。

ローズマリーアロマオイル
 
例えば、ローズマリー。
 
強い抗酸化効果を持つポリフェノールなどが含まれていて、
食べたりして体に入ることにより、様々な効果が期待できます。
 
しかしポリフェノールは、ローズマリーの不揮発性成分なので、
香りの成分である、精油には含まれていません。
 
では、室内芳香などで香りをかぐだけで、なぜ効果が期待できるのでしょうか。
ローズマリーの主成分である、シネオールには殺菌効果が知られていますが、
香りで嗅ぐ程度のシネオールの量では、菌を直接殺すことはできません。
 
では、ローズマリーの精油には殺菌効果なんて期待できないのか??

 
そんなことはないです。
 
揮発した精油が接する部位は、口、鼻、喉、気道あたりの粘膜にある細胞です。
 
揮発した、ローズマリーの精油が、細胞に付着すると、
主成分であるシネオールが、細胞に存在している受容体を活性化させます。

 
受容体が活性化すると、ニューロンを通じて情報が脳に伝わります。

・脳で冷たさを感じる。(なぜ冷たさを感じるかは;ペパーミントはなぜ冷たい?を参照

・冷たさから体を守るために、脳から信号が発信されて、様々な反射が起こる。
 例えば、免疫細胞が活性化する。その結果、菌を自分の力で殺す。
 粘液の分泌が行われ、粘膜を乾燥から守ったり、咳を抑えたり。

ということが起こっているようです。
(風邪によい、と言われる精油の作用機序は大体上記のようです)


つまり、精油が直接効果を発揮しているのではなく、
精油が受容体に働きかけた結果、効果を発揮していると考えられます。

なぜこんなことが起こっているかを考えると、
精油はそもそも人間にとっては異物であり、過剰量では毒にもなります。
しかし、害がない程度の低濃度であれば、受容体が異物!と察知した結果、
様々な防御反応を起こしているということになります。

精油でがんが治った!等、の話を何度も耳にしていますが、

もしかしたらこういった自己免疫力を高めることにより、

がんを克服したのかもしれませんが、定かではありません。

受容体は、体のあらゆる場所に存在していますが、
状態はかなり個人差があるようですので、

人により感度が結構異なるようです。
なので、自分で効くから人に勧めても、必ずしも効くとは言えません。
また、受容体の種類もたくさんあり、これも個人差があるようです。

皮膚にも受容体は存在しているので、マッサージでも期待することができます。

通常のオイルマッサージよりもぽかぽかして、血行が良くなるのも同様の効果と思われます。

(ぽかぽかは、ローズマリーとは違う受容体です)

同じ受容体を刺激し続けると、受容体の感度が悪くなることも知られています。

アロマでも同じ精油は使い続けないように、と言われていますが、
効果も弱くなってしまうと思われます。
(時間がたてば戻るようです)
やりすぎには注意してくださいね。


新しい精油が増えました!

甘い蜂蜜のようなバラの香りが特徴です。

 

ブルガリア政府認定、ローズアルバ(白バラ)

ローズアルバアロマオイル


にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへにほんブログ村  

 

 

 

0
    | 調香師のコラム | comments(0) | - |
    コメント
    コメントする









    calendar
    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << August 2018 >>
    selected entries
    recent comments
    categories
    archives
    profile
    Search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    Page Top