精油・アロマPerfumerhouseの調香師のコラムです。
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甘い香りの精油その1 〜バニラ〜

 

アロマオイル・精油Perfumerhouseです。


冬になると、乳脂肪分が高かったりチョコレートなどのこってりとしたアイスが増えますね。
アイスクリーム屋さんの戦略もあるかもしれませんが、
この時期は暖かい部屋で食べる濃厚で甘いアイスはとてもおいしく感じます。
 
アイスの一番人気はバニラですが、
甘さをつける香りの素材はバニラ以外にもたくさん存在しています。
 
それらを少し紹介したいと思いますが、今回はバニラを紹介します。


<バニラ>
バニラビーンズ
 
バニラといえば、アイスやケーキなどの香りづけとして有名ですが、
そのほかにも様々な食べ物の隠し味や香水などにも使われています。
バニリンが主成分で、それだけでもバニラっぽい香りを連想することができます。

現在バニラの価格が10倍以上に高騰しており、今後も当分は高値安定のようです。
価格が高いので、合成の香りも多く研究されています。
簡単に天然と合成を見分けるすべを紹介します。

例えば、バニラエッセンスの裏を見て、

”バニラ香料”
 天然のバニラ由来です。
 ただ、天然の中でも香りの差がかなり大きいので、
 本当に良いものかどうかは口にしてみないと判別は難しいです。

”香料”
 合成香料の可能性が高いですが、必ずしも合成というわけではありません。
 一般的には、合成のバニリンが多く使われます。


市販のアイスなどでも、同様で”バニラ香料”か”香料”という記載で、判別することができます。
ハーゲンダッツは”バニラ香料”を使っていますが、安価なアイスは”香料”が多いと思います。


ところで、”バニラビーンズ”入りも、注意が必要です。
バニラの香りはさやの部分に含まれており、ビーンズの部分はほとんど香りはありません。
香りを抽出したあとに、ビーンズを集めたものが流通しています。



ところで、バニラってこんな植物です。
バニラつる
細く、いんげんのようにたわわになっているのがバニラのさやです。
ここまで作るのもノウハウがかなり詰まっていますが、
収穫後、キュアリングと呼ばれる乾燥と熟成の工程で、バニリンが生成します。

キュアリングは、非常に手間暇がかかる作業です。

質の良いバニラは、色が黒く、長さも二十数センチあります。
また、バニリンの白い結晶が噴出しています。
しかし、早く収穫してお金にしたいというところもあり、
手を抜いてしまうとサイズが小さかったり、色が赤かったりします。


バニラ価格の高騰でよいバニラの流通量もどんどん減っており、
特に、ケーキ屋さんなどは頭が痛いと思います。
おそらく今後は、しっかりとしたケーキ屋さんでは、
バニラの香りづけをした商品が明らかに減っていくと思いますが、
ない場合は他のフレーバーを買ってあげてくださいね。

次回は、バニラ以外の甘い香りの素材を紹介します。


当店のバニラはマダガスカル産のブラックビーンズから抽出しています。
バニラ
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