精油・アロマPerfumerhouseの調香師のコラムです。
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なぜ香りを感じるのか?

精油・アロマPerfumerhouseです。


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さて、人間の鼻はどのように香りを感じているか?
実はわかってきたのは結構最近の出来事であり、あまりわかっていませんでした。


今回は、そもそも、なぜ香りを感じるのか?
という壮大なテーマで書きたいと思います。
あくまでも、私のこれまでの経験や諸先生方の意見をまとめたものなので、
これが絶対に正しい説、というわけではありませんので、ご了承ください。




基本は、
身体に必要なもの ⇒良い香り
身体に害なもの  ⇒嫌な香り

嗅覚は必要なものと害があるものを判別するための機能であり、
生きるために進化の過程で得た能力!
と考えられます。

嗅覚だけでなく、味覚などほかの感覚も同様です。


その中でも、嗅覚は非常に重要で、
口に入れる前に毒を判別できる、素晴らしい能力です。


毒というと、かなり身体に悪いものを想像してしまいますが、
カビや腐敗などがわかりやすいでしょうか。

おいしいものって、結構高濃度の香りでないと判別できないのですが、
カビや腐敗の香りって、かなり微量であっても人間の鼻は判別できます。

例えば、下記の濃度で感じます。(個人差あり)

エタノール   0.5ppm
カビのにおい  10ppt  
※正確にはカビ自体に香りはなく、カビが原因で出来る香り。


ppmは、100万分の1なので、
空気中にエタノールが100万分の0.5の濃度以上の場合に、
香りを感じる、ということになります。
pptは、1兆分の1です。

つまり、エタノールとカビの香り(トリクロロアニソール)を比べると、
カビの香りは、エタノールの5万分の1で香りを感じる、ということになります。
(計算合ってます・・・?)


人間は危機を察知する能力が、凄いです。


ところで、花の香りって、なんで良く感じるのでしょうか??
諸説あるようですが、

花は虫を呼んで子孫を残すために、あの香りを作っています。
それが人間にもたまたま良い香りに感じるのではないか、と言われています。

ただ、成分としては、果物に含まれている成分ともかぶっているので、
良い香りと感じてもおかしくはないですね。


精油と虫


人間が嗅覚を感じているのは、嗅覚受容体です。
受容体の種類は約300~400あることが、最近わかってきました。

受容体の種類によって、特定の成分を感じたり、感じなかったり。
受容体は、強弱のあるスイッチのようなものと考えてください。

一度に300のスイッチが頭の中へ情報としてインプットされます!
その大量の情報を1つの情報になり、1つの香りと感じます。

その1つの情報に統合されて、〇〇の香りと感じる部分が、
どのように行われているのかは、全く分かっていません。

人間の能力ってすごいですね。



ダマスクローズの花から採った、ワックス
ローズワックス


 

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